2016-03-31 第190回国会 参議院 農林水産委員会 第4号
○政府参考人(佐藤一雄君) 現在、日ロ間の漁業分野におきましては、日ソ地先沖合漁業協定あるいは日ソ漁業協力協定、北方四島周辺水域操業枠組み協定の三つの政府間協定のほか、民間協定でございます貝殻島昆布協定が締結されております。今申し上げました協定に基づきまして、両国の間では協定の対象水域における操業条件や漁獲枠等に関する協議を毎年行っているところでございます。
○政府参考人(佐藤一雄君) 現在、日ロ間の漁業分野におきましては、日ソ地先沖合漁業協定あるいは日ソ漁業協力協定、北方四島周辺水域操業枠組み協定の三つの政府間協定のほか、民間協定でございます貝殻島昆布協定が締結されております。今申し上げました協定に基づきまして、両国の間では協定の対象水域における操業条件や漁獲枠等に関する協議を毎年行っているところでございます。
このため、水産庁といたしましては、四島周辺水域操業枠組み協定、貝殻島昆布協定に基づきまして、北方四島の領海内で操業する我が国漁業者の円滑な操業が確保されるよう、二十八年度九千四百万を計上いたしまして、追加的経費の負担軽減を行っているというところでございます。
○儀間光男君 それから、一九八一年、今のより遡るんですが、ここの協定を見てみますというと、貝殻島の昆布協定があるんですね。これを見ているというと、昆布の採取料が八千七百八十四万円、機材供与が三百五十万、それから上限が四千三十二トンと、こういうふうになっておるんですが、これは、ロシアは恐らく昆布を採取する海の文化がなくて、需要がなくて採取していないように思えるんですが。
そのような中、サケ・マス漁業に関わる日ロ漁業合同委員会に基づき協力金等としてロシアに対し調査研究用の機材を現物で供与する費用の一部は、我が国サケ・マス漁業の安定的継続や漁業分野における日ロ間の密接な協力関係の維持を図る観点から、また北方四島操業枠組協定及び貝殻島昆布協定に基づき我が国漁業者が北方四島の領海を操業する場合に生ずる追加的経費は、北方領土問題が未解決であるという観点から、それぞれ国が特別に
また、事件の再発防止の観点から、四島周辺水域における漁業協力の既存の枠組み、これは九八年の四島周辺水域操業枠組み協定というものと八一年の貝殻島昆布協定がございますけれども、これらを堅持していくことが重要でございまして、この点につきましては国内関係者からも強い御要望、御意見をいただいておりますので、これを踏まえまして、先般の日ロ外相会談を始めとしてロシア側との一連の協議、会談を通じて働き掛けまして、ロシア
そして、今の現状においても、九八年の北方四島周辺水域操業枠組み協定というのがあるのですが、この取り決めでありますとか、また、民間の取り決めであります八一年にできました貝殻島昆布協定という既存の、既にあります漁業協力というものの枠組みを引き続き堅持するというのが大事でして、これらのもとで安全かつ安定的な操業が円滑に行われるようにすることが重要で、引き続き日ロ間でよく話し合っていきたいということを申し入
○宮腰副大臣 貝殻島昆布協定並びに北方領土周辺水域における操業枠組み協定、この二つは、拿捕・銃撃事件が相次いだ中で、いろいろな方々が努力をしてようやくできている協定であります。領土問題未解決の中でこの二つの協定をしっかりと堅持していくということが、この海域における安全操業の何よりも担保になるものというふうに考えております。
○塩崎副大臣 現行の漁業の操業の枠組みにつきましては、先ほども御答弁申し上げたとおり、北方四島周辺水域操業枠組み協定、これは政府間でありますが、もう一つは、民間取り決めであります貝殻島昆布協定、この二つが主な今回の水域に関係するものでありますけれども、これについては、私がモスクワに行ったときにも、国境警備局そしてまた外務省、この枠組みを守っていこうということで合意をいたしたところでございます。
そうした中で、北方四島在住のロシア側の関係者、今、南クリルの行政区長という御指摘がありましたけれども、そちらの方から根室市長あてで、貝殻島の昆布協定方式による日本漁船の操業の拡大に関するテレックスが接到したということは承知をいたしております。
昆布協定、昆布がとれなかった時期もございました。これはいずれも北方四島につきましての我が国の基本的な法的な立場というものを害してはならない、アリの一穴という言葉がございますけれども、そういう一つ一つの具体的な行動で崩すというようなことがあってはならないということが基本的な立場であったわけでございます。
ただいま御指摘が一つございました貝殻島の昆布協定の問題につきましては、御承知のとおり昭和三十八年から途中若干の中断を含みながら長い経緯と歴史のもとに行われてきたということがございます。そういう点におきまして、果たしてこれが直ちに前例になり得るかどうかという点についてはいろいろ問題もあるというふうに承知しております。
○市川正一君 政府間協議を通じて、さらにまた日ソ昆布協定のような民間協定を通じて、全面的かつ多面的な交渉を強力にやっていただきたいと思います。
この点についての質問も、時間がなくなってきましたから先に進まざるを得ませんが、この際、昨年から再開されました昆布協定について見通しを伺っておきたいと思います。